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はやり目の症状はコレ!会社は出勤停止ですか?

<監修視能訓練士 kenkensanta>
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最近増加している感染症があります。それは「はやり目」と言われる病気。

特に去年の秋ごろから、大流行し、警戒が高まっています。注意しなくてはいけない「はやり目」。

 

じつは、インフルエンザやノロウィルスと同じで、感染したら会社を休まないといけないかもしれません。

「はやり目」の症状や出勤停止について理解しておきましょう。

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はやり目(流行性角結膜炎)について

 

そもそも「はやり目」とは、どんな病気なのでしょうか?

 

流行性角結膜炎とは?

「はやり目」は正式病名ではなく、俗名です。「流行性角結膜炎」のことを指しています。この病気は「アデノウィルス」の感染により、発症します。

 

アデノウイルスによる感染は咽頭結膜熱と流行性角結膜炎があり、はやり目の流行性角結膜炎は第3種学校伝染病となります。

 

よく発症するのは夏。幅広い年齢層でかかりますが、特に1~5歳を中心とした子どもに多くみられるそうです。

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はやり目(流行性角結膜炎)の症状

 

はやり目の症状を説明します。アデノウィルスは5日~7日ほどの潜伏期間があります。

そのあと、3~5日ほどで下記の症状が現れます。

✓ さらさらした目ヤニがでる

✓ 涙が出やすい

✓ まぶしい

 まぶたの腫れ

 結膜のむくみ

 充血

そのあと、徐々に症状は回復します。

しかし、発症から2週間程度はまだ感染しています。回復しているときに、2次伝染を引き起こす危険性があります。

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アデノウィルスって?

 

アデノウィルスをご存知ですか?ここで、アデノウィルスについて知っておきましょう。

このウィルスは「風邪症候群」を引き起こす原因となるウィルスで、比較的多く見られます。

 

このウィルスの特徴は高い感染力を持っているので接触感染で起こります。

この接触感染。感染者に直接触らなくても、感染者が使ったものからも感染します。

 

例えば、電車のつり革や、手すりなどからも感染します。また、アデノウィルスは潜伏期間が長いウィルスでもあります。

そのため、健康保菌者(体力があり感染はしているが症状を発症していない人)が2次感染を引き起こしているケースも多いです。

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はやり目(流行性角結膜炎)になったら会社は出勤停止?

 

アデノウィルスに感染したら、知っておきたいことがあります。

それは、アデノウィルスに感染したら、「登校や登園は禁止になる」ということです。

 

アデノウィルスは文部科学省が定める学校伝染病(学校において予防すべき伝染病)に指定されています。

それは、幼児~小学生まで多くは発症するウィルスだからです。

はやり目の流行性角結膜炎は第3種学校伝染病ですので、原則医師により伝染の恐れがないと認められるまでは登校・登園はできません。

 

では、会社はどうなのでしょうか?出勤の判断をする法律は、ありません。

医者が許可を出しても、会社が許可を出さなければ出勤できません。

 

その逆もあります。医者がNoでも、会社が「でてくれ」と言われたら、出勤せざるを得ません。

そのため、出勤に関しては会社が判断することになります。出勤停止期間については、医師に相談しましょう。

 

はやり目(流行性角結膜炎)の治療法

 

はやり目はどのようにして治すのでしょうか?治療方法をご説明します。

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特効薬はない!?

感染症なら、抗菌薬を飲めば治りそうですが、違います。

アデノウィルスに感染したときは、栄養補給・休息を十分にとり、体力の回復を待ちます。

 

アデノウィルスに対しての薬はありませんが、そのほかの感染症を防ぐために、低濃度のステロイド点眼などを使用します。

 

感染を防ぐには?

アデノウィルスの場合、このウィルスに効く薬は現在のところありません。

したがって、ウィルスにかかったあとの治療よりも、予防が大切になります。

 

では、一度感染してしまったら、どのような点に注意すればよいのでしょうか?注意点は5つあります。

 

. 手で目をこすらない。

. 感染者と未感染者の使うタオルを分ける。

. 手洗いをよくおこなう。

. 目に触るときは、タオル・手ではなくティッシュなど使い捨てのものを利用する。

. 入浴するときは最後にはいる。

 

感染しているときは、こまめな手洗い・うがいと、感染者の使用するものは避けた方がいいです。

【関連記事】
目がゴロゴロして痛い原因!病気だったらどうしよう。。

 

まとめ

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はやり目という俗名は特に危険を感じません。

しかしはやり目はとても怖い病気。悪化すると重症化もするこのウィルス。

感染しないように日頃から予防は大切です。しかし、感染してしまったら、周りの人に移さない気遣いが必要です。

  当記事は医師、薬剤師などの専門家の監修を受けておりますが本サイトで提供する情報、文章等に関しては、主観的評価や時間経過による変化が含まれています。 そのため閲覧や情報収集は利用者ご自身の責任において行っていただくものとしその完全性、正確性、安全性等についていかなる保証も行いません。

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